印象的な一日

昨日は、研修中のくさぶえ農園で出荷のお手伝い。
その時に起きた、印象的な出来事です。

その朝、農園に配達にきた運送会社さんのトラックが、
未舗装道路のぬかるみにはまってしまい、抜け出せなくなりました。
ドライバー、農園主の林さん、スタッフが（私は出荷作業に没頭）
タイヤの下に様々なものを敷いたり、掘ったり、軽トラで引っ張ったり
あの手この手を試しましたが
トラックはピクリとも動かず。
皆があきらめかけた、その時。


「ド。ド。ド。ドッ。ドッ。ドッ。ドドッ。ドドッ。ドドッ。ドドドッ。」
だんだん近づいてくる、力強い、トラクターのエンジン音。
なんとなく、アルマゲドンのテーマソングが聞こえてきます（イメージ。）。
「由井さんが助けに来てくれた〜！！」

ゆい自然農園の由井さん登場。
その後、無事トラックを救出。

ふと顔をあげると、黙って去っていく由井さんの後ろ姿が見えました。
男は、黙って助けて、黙って帰る。
かっこよすぎるぞ、由井さん。


救出には約３時間かかりました。
レッカー車を呼べば、あっさり済んだ話でしょうね。
出荷作業も滞らなかったはず。

でも、
林さん曰く「やったー！ってカンジ！」だし
若いドライバーさんにも、危機脱出のノウハウが増えたでしょう。

人との関わりの深さが違う。
時間の流れ方が違う。
すぐお金で解決しない。

やっぱ、みんなカッコイイな。